八王子市が現在、フェイスブックの市公式ページで街の魅力を紹介する「(仮称)魅力発信市民記者」を募集している。
12月25日に街の魅力を発信するフェイスブックページ「八王子市魅力発信」を立ち上げた八王子。シティープロモーションの一環として、市内在住者には八王子での生活をより楽しんでもらうことを、市外の人には八王子暮らしの良さを知ってもらうことを目的に「市民記者」を募集することにした。
応募条件は、18歳~おおむね39歳までの市内在住・在勤・在学者。10人程度を選考し、4月から来年3月末までの間、月2~3回程度、お気に入りのスポットや生活の中で見つけた八王子の良い所などを写真と共に記事にしてもらい、フェイスブックページ上に掲載する。参加する「市民記者」には事前に講習会も行う予定で、「記者として必要なスキル、写真撮影、魅力的な記事の書き方などを予定している」と企画に携わる市都市戦略課の立川寛之課長。
市では昨年6月、市内外の20~30代の若年層と大学生に街の魅力を積極的に発信していく取り組みを訴えかけようと「シティプロモーション基本方針」を策定。フェイスブックページ立ち上げは同取り組みの一環。立川さんは「これまでは観光情報をはじめ、行政が情報を発信することが多かったが、本市で暮らしている市民の皆さんが知っている『ここが良い』とか『ここが好き』といった資源を発掘し、発信することを目的として『市民記者』の募集を開始した。『市民記者』に手軽に、この街の良いところを発掘・発信していただこうと考えた」と話す。
今後はサイトを立ち上げた上で、「市民記者」が発掘した魅力をアーカイブしていく予定という。立川さんは「街に誇りを持っている方、街が大好きという方に『市民記者』として魅力を発信してほしい」と呼び掛け、「本市の魅力を多くの方に知っていただき、共に八王子を盛り上げていきたい」と意気込む。
締め切りは1月20日。応募用紙は市ホームページでダウンロードできる。