京王電鉄は8月16日、京王線・京王井の頭線のダイヤ改正を9月16日に実施すると発表した。
目玉の一つが、高尾山口発の特急・準特急についての見直し。現在、平日は16時23分発の特急新宿行き以降、各駅停車か快速での運行となっているが、今回のダイヤ改正では、16時39分、同59分、17時19分、同39分発の準特急新宿行きを追加。高尾山から帰る客に対応する。
この改正に伴い、京王八王子発の準特急の一部を、北野駅で高尾山口発の準特急に乗り換えできる各駅停車に変更するという。
そのほか、現在は5時台に運行している橋本発の区間急行新宿行きのうち、2本を本八幡行きに変更。これにより、笹塚以西の都営新宿線への直通列車の運行開始時刻を繰り上げる。同社では「都心方面へのアクセス強化などお客さまの利便性向上が目的」と説明する。
今回のダイヤ改正では、一部の列車で運転時刻や行き先、種別、編成両数を変更することにしており、特に京王線方面へ向かう新線新宿発の急行・区間急行・快速については、平日17時30分以降全ての列車について10両編成に切り替えるという。京王井の頭線についても、平日9時~9時30分までに渋谷に到着する急行を1本増発するなど対応を行う。
新しい時刻表は、9月1日以降に同社ホームページなどで発表される予定。