![講師を務める多摩・八王子江戸東京野菜研究会代表の福島さん](https://images.keizai.biz/hachioji_keizai/headline/1472732564_photo.jpg)
八王子駅近くにある寺院が運営する、地域住民との交流を目的としたスペース「アミダステーション」(八王子市東町)で9月3日、イベント「八王子の江戸東京野菜『八王子ショウガ』を知って味わってみよう!」が行われる。
主催は江戸東京野菜を通じた活動を進めている多摩・八王子江戸東京野菜研究会。
東京の伝統野菜としてJA東京中央会が認定している「江戸東京野菜」。80年以上にわたり市内で生産され、昨年、江戸東京野菜に認定された「八王子ショウガ」を知ってもらおうと企画した。
当日は江戸東京野菜や八王子ショウガについて紹介するほか、試食を通して食べ方も紹介する。「八王子ショウガの存在と魅力について、八王子の方を中心に知っていただきたい」と同会代表で当日の講師を務める福島秀史さん。「他品種のショウガとも食べ比べていただく」とも。食べ方について、「まずはみそをつけ、辛みが少し苦手な方はマヨネーズを加えてもいい。豚肉との相性がとても良いので豚巻焼きもいい」と話す。
現在は、市内で約10人の農家が1年がかりで作り上げている「八王子ショウガ」。8月初旬から出荷が始まり、道の駅「八王子滝山」(滝山町1)などで販売されているほか、毎年9月の第1土曜日に永福稲荷神社(新町)で行われる「しょうが祭り」でも奉納されるなど市民に親しまれている。
同様のイベントを今月21日にも開催する予定で、「八王子の特産の一つとして、まずは市民の方、そして東京都民の方に知っていただき、共通の財産として愛着を持って接していただければ嬉しい」と話す。
定員は20人。事前申し込み制。今月3日開催分については、2日17時までメールで申し込みを受け付ける。「まだ若干、余裕がある」という。9月21日開催分の申し込みは20日まで。
開催時間は13時~16時。参加費は1,500円。