八王子北口の駅ビル「CELEO(セレオ)八王子 北館」で10月12日、八王子周辺の特産品を紹介する「八王子・多摩の物産展」と「八王子織物総合展」が始まった。
2階イベントスペース・ステーションコートで開かれている「八王子・多摩の物産展」は、同店の開業4周年を祝う「セレオ アニバーサリーフェア」のメインイベント。毎秋行われているもので、八王子をはじめ多摩地域を代表する人気の名産品が一堂に集まる。
八王子からは「トマトうめ」(150円)などを扱う梅干し専門店「うめ八」(本町)、「煮かつサンド」(680円)で知られるジャズバー・カフェ「ロマン」(中町)、「贅沢(ぜいたく)くちどけプリン」(361円)の「パティスリーメゾン」(めじろ台1)、中国料理店「海苑」(台町3)などが出展。福生ハム(福生市)や立川伊勢屋(立川市)なども店を構える。
今回は洋菓子店「Bon・mu(ボン・ムー)」(八王子市明神町2)、わさび漬けで知られる「奥多摩 山城屋」(奥多摩町)、「青梅清流こんにゃく」(青梅市)の3店が初参加。同店広報担当者は「菓子、総菜、漬物、弁当など一つのイベントとして、さまざまなお味をお客さまに試していただけるよう、毎年、八王子、青梅、多摩地域のお店にお声掛けしている」と話す。
「売り上げも昨年を上回り、好調な初日を迎えている。初出店の『ボン・ムー』が人気」とも。会場は八王子駅コンコースと通じる2階「ステーションコート」と同階にあるイベントスペース。
10階レストスペースでは、八王子織物工業組合(八王子市八幡町)が手掛ける「八王子織物総合展」を開催。ネクタイやストール、マフラー、バッグといった地産織物を展示・販売するほか、手織りの無料体験、多摩美術大学との産学共同研究として進められている「NEXT八王子織物プロジェクト」の成果発表、今夏に行われた「マルベリーシティネクタイ学生デザインコンペ」の表彰式なども行う。
営業時間は10時~21時(最終日は物産展=19時閉場、織物総合展=18時閉場)。どちらも今月16日まで。