八王子駅で10月28日から、中央本線・新宿～松本間を結ぶ特急「あずさ」の運行開始50周年を記念した催しが始まった。

特急「あずさ」運行開始50周年の記念ロゴ

　1966（昭和41）年12月12日に運行を始めた特急「あずさ」。今年で50周年を迎えることを受け、JR東日本八王子支社では、10月からボールペンやクリアファイルなど記念グッズの販売や各駅でのイベント実施などキャンペーンを展開している。

　目玉企画は八王子駅社員が考えたという「あずさ」や中央線に関するクイズにチャレンジするクイズラリー。八王子駅のコンコース5カ所を回る初級編と日野駅・豊田駅・八王子駅・西八王子駅・高尾駅のそれぞれを回る上級編の2つのコースが設定されており、上級編の参加賞として八王子運輸区の特製記念カードを進呈するなどコースごとに記念品も用意する。「『われこそは鉄道王』という方は上級編にもチャレンジしてほしい」と同社広報担当者。11月7日まで。

　八王子駅自由通路では「あずさ」のほか、特急「かいじ」などの写真や、乗務員によるお薦めスポットを紹介する写真展を行うほか、びゅうプラザ八王子駅のショーウインドーや店内では、過去の「あずさ」や中央線に関する資料展示する歴史展を開く。写真展＝12月12日まで、歴史展＝11月13日まで。

　八王子駅構内にある山梨・多摩エリアの特産品を集めた店「やまたまや」（八王子市旭町）では11月1日～7日、山梨県のワインや名産品などを紹介する物産展を開催。ご当地ワイン「山梨ヌーボー」の解禁日である11月3日は、八王子北口の駅ビル「CELEO（セレオ）八王子 北館」の2階イベントスペースで「やまなしワインセミナー」を開くなど盛り上げを図る。