京王電鉄と阪急電鉄は4月1日、マナー向上を目的とした啓発活動の一環として、一般から川柳を募集する「電車・バス マナー川柳 東西戦」を始める。
京王電鉄は1998年11月から駅や電車内でのマナー向上を図る目的で、漫画家・やくみつるさんのイラストを使った「マナー川柳」広告を掲示。2001年8月までは企業広告の一環として実施していたが、シリーズ第16弾からは毎回テーマを変えて一般から川柳を募集する形を取り、最優秀作品をポスターにして掲示している。昨年12月までに計41回の募集を実施した。
阪急電鉄もこれまでに5回、「マナー川柳」の募集を実施しており、今回、両者が手を組むことで「マナー川柳」の認知向上とマナー向上の啓発活動につなげたい考え。
今回募集するテーマは「電車・バス車内でのマナー」。京王、阪急をそれぞれ相撲の「東」と「西」に当てはめ、それぞれが一般から川柳を募集。京王、阪急のそれぞれが応募作品の中から横綱=1点、大関=3点、関脇=5点を選び、両者の「番付」を決める。
東西の「横綱」として選んだ作品はやくみつるさんのイラストによってポスター化し、今年10月から駅や車内などに掲示する予定。
募集期間は4月1日~5月10日。