市民から食料品の寄付を募る「フードドライブ」が10月4日から、八王子駅みどりの窓口横の「つながルーム」などで行われる。

今年は八王子みなみ野駅でも開催

　JR東日本八王子支社とJR東日本ステーションサービス八王子支店、八王子市、フードバンク八王子（八王子市中町）、フードバンク八王子えがお（横川町）が協力し行う今回のイベント。食品ロス削減に向けた取り組みの一環として行う。昨年は3日間で115組128人から段ボール箱25箱分の寄付があった。

　今年は同所のほか、八王子みなみ野駅の券売機横スペースでも行う。玄米や昨秋以降に精米された2023年産のコメ、うどん・そばなどの麺類、缶詰・瓶詰、中元や歳暮でもらった物などのギフトパック、調味料、食用油、菓子などに加え、「アルファ化米」など非常食も対象として寄付を募る。

　JR東日本八王子支社の担当者は「地域の皆さまから家庭で食べきれない食品類を集約し、フードバンク団体に寄付することで、 食品ロス削減などの社会課題解決に取り組む」と説明する。

　コメや塩、砂糖を除いて賞味期限が書かれ、期限まで2カ月以上ある物で、常温保存可能、未開封物に限る。みりんを除くアルコール類、飲料、サプリメント、手作りの食品、生鮮食品などは受け付けない。集まった食品は、フードバンク団体に寄付する。開催時間は、10月4日＝16時～20時、5日・6日＝10時30分～15時。

　イベントに先立ち、10月1日からJR東日本や八王子市、各フードバンク団体の活動を紹介する展示をそれぞれの会場で行う。開催時間は、1日＝13時～20時、2日・3日＝10時～20時、4日＝10時～12時。