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西東京バスが路線バス運賃変更 4月から乗車区間に合わせて値上げ

4月1日に運賃が変更になる西東京バスの路線バス

4月1日に運賃が変更になる西東京バスの路線バス

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 西東京バス(八王子市明神町3)が4月1日、路線バスの運賃を変更する。

4月1日に運賃を変更することを案内している

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 国土交通省の認可を受け、2023年3月に乗車した距離に合わせた区間運賃の基準となる基準賃率を40円から47円90銭に上げた同社。昨年4月には路線バスの初乗り運賃をそれまでの190円から200円に上げた。交通系ICカード払いの人に適用していた割り引きも終了し、現金払い、交通系ICカード払い共同じ料金になった。

 今回は東京都内と山梨県内で運行している全路線の一部区間で片道運賃を変更する。初乗り運賃は変わらず、降車する停留所によって現在より運賃が10~80円程度の値上げとなる。

 京王八王子駅から西八王子駅方面の路線バスに乗車した場合の運賃は、八王子駅北口-八日町4丁目間では初乗りの200円、織物組合-追分間は現在の210円から220円、千人町1丁目-西八王子駅間は同210円から250円に変わる。

 今回の運賃変更に伴い、一部区間の定期券の販売価格も値上げとなる。八王子駅北口-東海大学八王子病院間は現在の1万800円から1万1,700円、高尾駅北口-川原宿大橋間は同1万2,600円から1万3,500円になる。

 乗車区間の運賃が変更となる、4月1日以降も有効な定期券を持っている人には、同時に新たな定期券を購入する場合に限り払い戻しを行う。払戻額は日割りで計算し手数料はかからない。同社の案内所や営業所などの販売窓口に届け出る必要がある。5月31日まで。

 3月31日以前に有効期限を迎える定期券を持っている人に対し、同社は「現行運賃で定期券を更新し、4月1日以降に払い戻しを受け買い直す」「現行運賃で更新し、4月1日以降は次回更新日まで差額を交通系ICカードのチャージから支払う」「改定後の新しい運賃設定の定期券を先に購入する」などの手段を案内している。同社広報担当者は「お客さまの最も都合の良い購入方法で引き続き当社の定期券をご利用いただけたら」と話す。

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