
プロバスケットボールチーム「東京八王子ビートレインズ」が8月2日、今秋から始まる2025-26シーズンで、総来場者数の目標達成を目指す「39000(サンキューオーオーオー)プロジェクト FINAL」を発表した。
プロ参入11年目の意味も込め、スローガン「LEVEL UP」を表現した新シーズンのロゴ
新シーズンもB3リーグに参戦する同チーム。新たなスローガンとして「LEVEL UP」を掲げ、「東京八王子トレインズ」時代の2017(平成29)年から選手として所属し、キャプテン、アシスタントコーチなども経験した亀崎光博さんがヘッドコーチを務める。
Bリーグは2026年、現在のB1・B2・B3の3リーグ制から、「B.PREMIER」「B.LEAGUE ONE」「B.LEAGUE NEXT」に再編される。ビートレインズはリーグ再編時点で「B.LEAGUE ONE」への参入を目指している。
5月まで行われた2024-25シーズンでは、参入条件であるホームゲームの平均来場者数1500人、総来場者数3万9000人を目指す「39000プロジェクト」を展開した。結果、1試合の平均来場者数が約1700人、総来場者数は4万4466人となり目標を達成した。
新シーズンも審査基準の目標を達成するため今回のプロジェクトの実施を決めた。期間中、エスフォルタアリーナ八王子(八王子市狭間町)のメインアリーナで行う試合では毎試合1000人、同施設のサブアリーナで行う試合と、町田市立総合体育館(町田市)で行う10月24日・25日の「しながわシティバスケットボールクラブ」戦、2026年3月13日・14日の金沢武士団戦は、それぞれ300人分の無料招待席を用意する。
昨シーズンを振り返り、チームを運営する「THTマネジメント」(八王子市子安町)の広報担当者は「『39000プロジェクト』は、クラブにとって大きな手応えと成果を得るものとなった。この取り組みをさらに発展させ、『39000プロジェクト FINAL』として継続する」と話す。
「今シーズンは現行リーグの最終年度ということもあり、プロジェクトも最後の実施となる。『B.LEAGUE ONE』参入に向け、2シーズン後の審査もしっかりと基準を満たすための重要なシーズンとなるので、今シーズンも多くの方の来場・声援をお願いしたい」とも。
開幕戦となる「アースフレンズ東京Z」との試合は、エスフォルタアリーナ八王子で9月26日に行われる。