
「多摩ランタンフェスティバル2025」が10月6日~12日、多摩市内で行われる。
ベトナムランタンを使った飾り付けなどさまざまな企画を展開する
「J Smile多摩八角堂」(多摩市豊ヶ丘)を中心に多摩ニュータウンの豊ヶ丘・貝取エリアで行われる同イベント。2019年から行われており、今回で7度目を迎える。主催は、日本総合住生活(千代田区)、多摩ニュータウンを拠点に活動するまちづくり団体「ニューマチヅクリシャ」(多摩市落合)、京王電鉄で組織する実行委員会。
今年は「個人と場が共鳴する柔らかな関係」をテーマに開催する。期間中、さまざまな場所をベトナムランタンでライトアップするほか、地元のアーティストや子どもたちが参加するパレード、多摩ニュータウンにゆかりのアーティストがワークショップなどを展開する。
同実行委員会では現在、同イベントにかかる資金の支援者を募集している。「ふるさと納税」の仕組みを使い、クラウドファンディングで集めた資金から経費などを差し引いて事業者に補助する多摩市の制度「多摩市ふるさと納税を活用した資金調達支援事業補助金」を使う。
クラウドファンディングの目標金額は150万円。7月15日から支援受け付けを始め、8月21日現在で18万5,000円の支援が寄せられている。目標金額に達しなくてもイベントは行われ、企画・運営・会場設営などをまかなう費用として使われる予定。
実行委員会事務局の担当者は「地域に愛される代表的なイベントとして持続的に続いていくため、今回クラウドファンディングを活用することにした。イベントをより深く知ってもらうきっかけにもなれば。ウェブサイトにはイベント趣旨や主催者の思いなども載せているので、目を通していただけたら」と話す。
寄付はふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」のガバメントクラウドファンディング専用ページで受け付ける。金額に合わせて多摩市が設定している返礼品を付けて申し込む。締め切りは10月12日。