「都立大キャンパスデザイン体験」が12月7日、東京都立大学南大沢キャンパス(八王子市南大沢)で行われる。
講演会や展示会などを展開する同イベント。国立京都国際会館(京都府京都市)などを設計した建築家の大谷幸夫さんによる「大谷研究室」が基本計画を手がけ、1991(平成3)年3月に完成した南大沢キャンパスの空間デザインを紹介する。
講演会では、都市設計が専門の同大都市環境学部の鳥海基樹教授と、図書館や体育館などの設計を手がけた第一広房(大阪府大阪市)の元メンバーである河村敏孝さん、現在は武蔵野美術大学教授の布施茂さんが登壇し、図書館や体育館に施された設計上の工夫などテーマに話し合う。会場は1号館1階120室。開催時間は13時30分~14時30分。
牧野標本館別館内の「TMUギャラリー」では、同大写真部による作品展示や動画の上映などを行う。開催時間は13時~16時。キャンパスのシンボルにもなっている、メインゲートにある「光の塔」は、16時からライトアップする。
同大広報担当者は「建築やデザインに興味がある人はもちろん、キャンパスの雰囲気を楽しみたい人も参加してほしい」と話す。
入場無料。