中央大学(八王子市東中野)は1月29日、制作を続けていた「創立125周年記念サイト」が完成し、一般公開を開始したと発表した。
同校は1885(明治18)年の創立。今年で創立から125年を迎えるの受け、同校では大学改革の一環として「創立125周年記念プロジェクト」を立ち上げ、「専門職大学院総合棟の建設」「21世紀館(仮称)の建設」「経営大学院の創設」「スポーツの振興」の4つの事業を進めている。125周年記念式典は今年11月に行う予定。
同サイトは昨年11月にプレオープン。「大学の想いやさまざまな試みをみなさまに多少の遊び心を持ちながら分かりやすく伝えることを目的にオリジナルサイトを制作した」と同大学広報室長の外村さん。「125周年記念式典・行事の告知サイトの性格を有するが、本学の125年の歴史も知っていただき、さらにサイトを通じて卒業生の皆さまの参加を促すサイトにしたいと考えた」。
コンテンツでは、125年間の歴史を「Campus」「Spirit」「Challenge」「Society」の4つの軸でひも解くコーナーや映像資料のコーナーなどを展開。誰でも書き込むことができる投稿コーナー「わたしと中央大学」も設けた。「各界で活躍中の本学出身者や地域の方々など、本学に何らかのゆかりのある方々に、思い出や日ごろ感じていることなどを自由に語っていただく場を設けたいという思いから企画した」と外村さん。投稿されたコメントは卒業年度やカテゴリーで検索もできる。「投稿が増えれば増えるほど、自分に関係のある懐かしい友人や恩師のメッセージを閲覧できる機会も増え、そこから新たな投稿やネットワーク作りにつながっていく『拡張型サイト』」とも。
サイトのデザインでは、同大学のスクールカラーとは異なる黒を基調とした。あえてスクールカラーを外すことで「斬新さを表現した」。 「動きが良くて楽しい」「歴史がよくわかる」など、リニューアル後の反響は上々だという。