そごう八王子店(八王子市旭町、TEL 042-625-2511)で3月16日から、京都をテーマにした物産展「雅の味と技 京のれん市」が開催される。会場は8階大催会場。
同展は1983(昭和59)年の開店以来、毎年行われているイベントで今年で27回目。「食べ物や民工芸も充実し、観光地としても人気の高い地域ということで京都をクローズアップした」と同店催事担当の宮坂さん。今年も京都の老舗店や話題の店など計67店が集う。
今回はミルクレープで有名な「ペーパームーン京都」やだし巻き玉子で知られる「大徳寺さいき家」など6店が初参加。今回限定の「特別販売品」を用意する店も9店ある。「通常物産展では扱わない商品を『そごう八王子店限定』で販売する」と宮坂さん。中でも「ペーパームーン京都」はプレーンのミルクレープ(525円)に加え、抹茶をベースにした「お濃茶ミルクレープ抹茶」(525円)も1日30個限定で販売する。
このほか、「丹山酒造」の「京のあまざけ」(1,050円)や「土井志ば漬本舗」の漬物「春キャペツ黒胡椒仕立」(525円)など、京都の春を彩る食品も多数登場。実演ブースや「文の助茶屋」の「抹茶わらびもち」(525円)、「松葉」の「にしんそば」(1,050円)など4店のイートインスペースも設ける。同スペースの営業時間は11時~19時30分(最終日は15時まで)。
会場には昨年に続き、作家・谷崎潤一郎が常連客として通いつめたことでも知られる喫茶店「イノダコーヒ」が喫茶コーナーを設け、ホットコーヒー「アラビアの真珠」(441円)や「春のスペシャルコーヒー」(200グラム、1,470円)などを提供。扇子やイヤリング、ブローチなど京都の工芸品を扱う店も数多く登場する。
6階の特設会場では芸妓・舞妓による京踊りのイベントも。昨年までは期間中の1日のみの開催だったが、「できるだけ多くの方にご覧いただき、お楽しみいただければ」と今回は今月16日・17日の2日間に計7回実施。「都合の良い時間帯を選びやすくなったのでは」と宮坂さん。今年は芸妓の梅はるさんと舞妓の尚可寿さんの2人が来店し、踊りを披露する。イベントは各日11時・13時・15時と16日のみ17時からも行う。
開催時間は10時~20時(最終日のみ16時まで)。今月22日まで。