JR八王子駅南口の再開発ビル「サザンスカイタワー八王子」(八王子市子安町4)で11月20日、商業エリアなど一部が開業する。
同ビルは高さ158メートル、地上41階・地下2階から成る超高層ビル。「高さは現在のところ東京市部で一番高い」と事業を進める八王子駅南口地区市街地再開発組合事務局の上谷さん。
1階~3階には、「くまざわ書店」「八百茂」「スターバックス」「スーパーアルプス」「サイゼリヤ」などの専門店・飲食店のほか、医療機関、金融機関などが入居。4階からは来年4月に開業する新市民会館「オリンパスホール八王子」などの公共施設が入居するほか、オフィスとしても利用される。9階~41階までは「サザンスカイタワーレジデンス」の名称で住友不動産(新宿区)が住宅として販売。
今回開業するのは、1階・2階の商業エリアの一部。20日に開店する1階「くまざわ書店」や2階のドラッグストア「トモズエクスプレス」などでは商品の陳列もほぼ終わり、あとは開業を待つばかりの状態。ビル内の通路などではサインの取り付けや清掃などの作業が急ピッチで進められている。
22日には子安町1丁目から同ビル1階に移転する「多摩信用金庫八王子駅前支店」がオープンするほか、26日には4階に市の南口総合事務所が開庁。同事務所では25日に市民を対象とした内覧会を予定している。10時~15時。事前の申し込みは不要。
ビル全体のグランドオープンは12月1日を予定する。