京王堀之内の大型ショッピングモール「ぐりーんうぉーく多摩」(八王子市別所2)は1月5日、同モールのオリジナルキャラクターの名前を「ぐりっぴ」と決めたことを発表した。
2007年4月に開業した同モール。京王線・京王堀之内駅を最寄り駅とし、敷地面積は約8万6,500平方メートルと多摩ニュータウン地域の大型商業地区として知られる。コーナン、ヤマダ電機、ユニクロ、ニトリなどの単独店のほか、ファッション棟、レストラン棟で構成され現在は計29店舗が営業を行っている。
「名前が長く覚えにくいというところがあるので、お客さまに愛着を持ってもらおうとキャラクターを作ることになった」と同モール管理室支配人の上野さん。2009年ごろから話を進め、オリジナルの黄色い小鳥のキャラクターを生み出した。「お子さん連れも多いので、かわいいものがいいということになった。『ぐりーんうぉーく』という名前の通り木や林があれば、そこには小鳥が来てくれるのでは」
キャラクターはしばらくの間名無しの状態で登場していたが、開業3周年を受け、お披露目も兼ねて一般から名前を募集することにした。募集は昨年10月中旬から1カ月にわたって実施。約2,300通の応募が寄せられ、同モール管理室のスタッフのほか、「若い皆さんの意見も取り入れよう」(上野さん)と大妻女子大学(多摩キャンパス=多摩市唐木田2)でマスコミ系のゼミを専攻する学生などが選考に参加。投票によって「ぐりっぴ」の名前が選ばれた。
キャラクターは現在、同モールのフロアガイドなどで使われているが、今後はホームページやチラシなどでも展開していく予定。「機会があれば『ゆるキャラ』のように着ぐるみなどにもできれば」と上野さん。
営業時間は10時~20時(レストラン棟は22時まで)。