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「高尾山天狗サイダー2011」販売開始-今年は高尾山の伏流水使う

道の駅「八王子滝山」などで発売されている「高尾山天狗サイダー2011」

道の駅「八王子滝山」などで発売されている「高尾山天狗サイダー2011」

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 道の駅「八王子滝山」(八王子市滝山町1)で現在、地元のリンゴ「陣馬リンゴ」を使ったオリジナルのサイダー「高尾山天狗サイダー2011」が販売されている。

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 地元の特産品を使った「ご当地サイダー」として開発された同商品。昨年は「高尾山天狗サイダー」の名称で、同所のほか、そごう八王子店(旭町)で催事が開催された際などにも販売し、好評を得た。

 市が観光産業にしようと「もぎ取りリンゴ園」を目指して育成されてきた八王子・恩方産の「陣馬リンゴ」を使用。今年は水にもこだわり、「高尾山らしくということで、山の伏流水を使うことにした」と同所のフードコート「八農菜」店長、佐藤さん。伏流水は10%を使用しているという。

 販売本数は1万8000本。同所では5月23日から販売を開始しており、店頭販売のみで対応。既に700本が売れた。「なかなか好調」と佐藤さん。八王子市役所の売店でも6月初旬から取り扱いを開始。販売店については今後増やす予定で、7月2日・3日に八王子駅前の西放射線通り商店街(ユーロード)で開催されるイベント「夏の風物市」などでも販売する方向で調整しているという。

 在庫がなくなり次第販売は終了する予定。増産については、「リンゴが収穫できる時期の問題もあるため、その場合は来年に回すことになる」と佐藤さん。

 内容量は330ミリリットルで、価格は180円。宅配・地方発送は取り扱っていない。東日本大震災を受け、売り上げ1本につき10円を、市を通じて義援金として寄付する。

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