八王子のローカルヒーローが司会者募集-「第2の戦士」にも期待

「高尾山若葉まつり」の会場で活躍する「転成合神ゲンキダーJ」

「高尾山若葉まつり」の会場で活躍する「転成合神ゲンキダーJ」

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 2009年から活動を続けている八王子のご当地キャラクター「転成合神ゲンキダーJ」が現在、一般からイベントの司会者を募集している。

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 同キャラクターは2009年秋にアリオ亀有(葛飾区)で行われた東京都主催のイベント「子どもを守れ!ローカルヒーロー首都決戦」で誕生。以降、地元の保育園や各地のイベントなどに参加しており、市内では今春行われた「高尾山若葉まつり」や道の駅「八王子滝山」(八王子市滝山町1)などでショーを披露している。

 「ゲンキダーJ」は高尾山に住む「10番目のからす天狗」。人の「守りたい」という気持ちと合体する「転成合神」を遂げることで人々の前に現れ、「文明開化の動乱に乗じてやってきた異次元の支配者ウザルス帝国。高尾山から望む人々の営みを見守ってきた源気谷(げんきだに)の天狗の一族は、その営みを守るためウザルス帝国に立ち向かう」。

 現在は八王子出身のヒップホップミュージシャン「ファンキーモンキーベイビーズ」が作詞したダンスソング「ぼくらの八王子」を取り入れ、「ヒーローショーとダンスの二本立てというショーのスタイルに確立した」と同キャラクターを管理する「八王子GJ計画」のみなとさん。「ぼくらの八王子」のダンスの普及活動に取り組む「レインボーズ」と出会ったことから、「市内でのショーの時には一緒にダンスをしようということになった」という。

 これまでのショーでの司会者は協力を申し出てくれた人の力を借りてきたが、「仕事の都合により転勤することで卒業という形になり、専属の司会者がいなくなってしまった」。限られた人材で配役をやりくりするのは大変で、「仕事を持ちながらの活動なので常に全員が一つのショーに出られるわけではない。出られるメンバーも限られてくる」と話す。

 子ども向けヒーローショーということもあり、「何よりも子どもに何かすることを念頭にして楽しめることが必須条件」とみなとさん。「ゲンキダーJ」のツイッターアカウントを使って呼びかけを行ったところ、その日から反響があったという。「ツイッターのすごさに正直本当に驚いている」。司会者だけでなく、新しいキャラクター「第2の戦士」などの投入を狙って役者志望の人、ヒーローや怪人の声を当てる声優志望の人、音響設備に詳しい人の参加も呼びかける。「活動を長期に続けるにあたって若い力も欲しいところ。学園都市八王子ならではの力を募集している」と期待を寄せる。

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