ブックオフコーポレーション（相模原市）は9月21日、横浜線・八王子みなみ野駅前の「Mioみなみ野ショッピングセンター」（八王子市みなみ野1）に「BOOKOFF SUPER BAZAAR（スーパー・バザー）八王子みなみ野」を10月20日にオープンすると発表した。

　「BOOKOFF SUPER BAZAAR」は同社が2009年から展開する大型複合店舗。「BOOKOFF」で扱うコミック、書籍やCD・DVD・ゲームソフトなどに加え、トレーディングカード・フィギュア・衣服・貴金属・雑貨・食器・玩具・パソコン・オーディオ機器など多様な商品を扱う。都内には昨年3月に同業態にリニューアルした「BOOKOFF SUPER BAZAAR 多摩永山」（多摩市永山）などを展開。今回の出店は全国で20店舗目となる。

　「東京都下は最重要出店エリア」と同社コーポレートコミュニケーション室の清水さん。「大きな規模の物件を探していたところ、今回、八王子みなみ野が候補に挙がった」。みなみ野エリアについては、「新興住宅地で、現在開発が進んでおり、ファミリー層が多く住んでいる」と分析。「本・ゲーム・衣類・スポーツ用品と家族それぞれの興味を満たすことができる売り場があり、家族で一日居ても楽しく過ごせるというコンセプトと客層が合っているということも決め手」と話す。

　ホームセンターのホーマックやスーパーマーケットの三和などが出店する同施設。今回は2階に出店。売り場面積は5651平方メートルで、「ブックオフグループでは最大規模」をうたう。取扱商品は約65万点。ホビー売り場だけでも約7万点の品ぞろえを実現。衣服売り場にはブランドコーナーや200円コーナーなどを設ける。ベンチや椅子を店内各所に置くほか、一部では販売カウンターをまとめ、エリアを超えて会計できるようにする。

　同店では、関東地区でパソコン・オーディオ・楽器を中心に扱う「HARDOFF」やホビー用品を扱う「Hobby OFF」をフランチャイズ（FC）展開するゼロエミッション（大和田町5）との共同出店となる。「これまでは当社単独で出店してきた」と清水さん。FC加盟企業との共同出店は今回が初めてで、今回のケースを踏まえて、「地域のFC加盟企業と共存共栄を図りながら、出店の可能性をより広げていく」と話す。

　営業時間は10時～22時（一部コーナーは20時まで）。