高尾山周辺で現在、秋の訪れに合わせてさまざまな催しが行われている。
高尾山薬王院(八王子市高尾町)では10月11日から、平日を中心に秋の精進料理の提供を開始。同寺では境内の大広間にテーブルと椅子を並べて食事場所として活用。一般客を対象に季節に合わせた精進料理を提供している。今回は「肉・魚は使わない」など精進料理の基本を守りながら、パプリカやエリンギなど現代の食材も使用。マツタケご飯やきのこ汁など秋の味覚を中心とした「もみじ膳」を楽しむことができる。
会場は同寺大本坊大広間。価格は2,500円。受付時間は11時~14時。事前の予約は不要だが、「寺なので法事などがあると広間が使えなくなることもある。前日までに確認いただければ」と同寺総合案内の担当者。「なくなり次第終了するので午前中の方が確実」とも。11月30日まで。
高尾登山電鉄(高尾町)が高尾山内で展開する「さる園」では、今月29日・30日に開園40周年記念イベントを開催。1971(昭和46)年8月に「自然動植物園センター」としてオープンして以来、今年で40周年を迎えた同園。現在、58頭の猿が暮らす。今回は開園記念として高尾山の絵はがきや花の種などが当たるくじ引きを実施。30日にはテレビでも活躍する猿まわし芸人「ゆりありく」による公演も行われる。開演は11時、13時、14時、15時。
営業時間は9時30分~16時30分。入園料は、中学生以上=400円、3歳以上=200円。