高尾山近くの「高尾の森わくわくビレッジ」(八王子市川町)で11月3日、事前観察会などさまざまな体験を行うイベント「わくわくフェスティバル」が行われる。
同所は京王ユース・プラザ(多摩市関戸1)が運営する青少年のための宿泊型体験学習施設。2004年3月に廃校となった東京都立八王子高陸高校の跡地を利用して2005年にオープン。青少年のコミュニケーション育成やチームビルディングを目的に「野外アクティビティー」「アート&クラフト」「レクリエーション&ニュースポーツ」など、さまざまなジャンルのプログラムを用意。音楽室や体育室、木工室など高校の建物をそのまま利用して、さまざまな体験学習を展開している。
イベントは今回で6回目。当日は「より多くの方に『高尾の森わくわくビレッジ』の楽しさを体験していただくために、プログラム体験やコンサートなどのステージを実施する」と京王グループの広報担当者。高さ15メートルのアスレチックに挑戦する「プロジェクトアドベンチャー」や石窯を使った手作りピザの調理、森林インストラクターとの自然観察会など、さまざまな体験講座を展開する。
西東京バス(明神町3)が運行する高速バスの内部見学や鉄道模型の走行会、京王線の駅員の子ども用制服を着用しての撮影会など子どもも楽しめるイベントを数多く用意。日頃同施設で練習を重ねている大道芸や腹話術などの団体による演技の披露や、竹を使った楽器で演奏を行う「東京楽竹団」によるコンサートなども行われる。
開催時間は10時~16時。プロジェクトアドベンチャーなど一部は有料。