「フラチナリズム」八王子市長を表敬-月末にライブ控え、地域密着活動をアピール

石森孝志市長(中央)を表敬訪問した「フラチナリズム」のメンバー

石森孝志市長(中央)を表敬訪問した「フラチナリズム」のメンバー

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 都内を中心に音楽活動を行っているバンド「フラチナリズム」がオリンパスホール八王子(八王子市子安町4)でライブ「まちと人と時々フラチナリズムが紡ぐ。八王子2000人のキセキ」を開催するに辺り8月7日、八王子市役所で石森孝志市長を表敬訪問した。

石森市長と談笑する「フラチナリズム」のメンバー

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 ボーカルとエンターテーナーを務めるモリナオフミさん、ギターの田村優太さん、ベースのタケウチカズヒロさん、ドラムの都築聡二さんの4人から成る「フラチナリズム」。今回は、ライブの開催を前にメンバー全員スーツ姿で表敬訪問に訪れた。

 トークは石森市長からメンバーに話しかける形で始まり、共同生活している部屋について「テレビで見た。広い部屋だったよね」と尋ねると、モリさんが「1人で住むには」と答えて笑いが起きるなど終始和やかな雰囲気で進められた。

 「もともと八王子には縁もゆかりもなくて、流しをやり始めてから、いろんな方が手伝ってくれるようになった。流しは八王子の人とつながるきっかけになった」とモリさん。「八王子の人には手伝っていただいている。こうなったら八王子をとことん盛り上げてやりたい」と思いを切々と話すと、石森市長も「あちこちで活動すればどんどんファンは増えていく。八王子市民には浸透してきたのでは。八王子ゆかりの皆さんがどんどん有名になるのはうれしいことなので、ぜひ頑張ってほしい」とねぎらった。

 今回のライブでは2000人の集客が目標。モリさんが「八王子にフラチナリズムのファンがあふれ返るような環境をどうしても作りたかった。僕らミュージシャンと地域の方との相乗効果で街が活性化していけば」と語ると、「自分で自分にプレッシャーをかけているね」と石森市長。「八王子は人口がめちゃくちゃ多い。それら全部に浸透して初めて胸を張れるようになる」とモリさんは気合を入れていた。

 終盤ではバンドのグッズやライブのチケットを石森市長に進呈。「席はオリンパスホールの一番高いところに用意します」とタケウチさんが説明すると、「高いところじゃ見えないじゃない」と石森市長が笑って返す場面もあった。記念撮影も石森市長が彼らの乾杯ソング「KAN&PAI」の決めポーズを取るなど和やかに進められ、約30分にわたる表敬訪問は幕を閉じた。

 今回の表敬訪問を振り返り、「めちゃくちゃ緊張してめちゃくちゃ疲れた。濃厚な30分だった」とモリさん。「伝えたいことの5割しかしゃべれなかった」としたうえで、「(ライブに向け)市長からお尻をたたかれた。今日から一層やってやろうという気持ちになった」と意気込む。

 市内で共同生活を行いながら、イベントへの出演などを行っている「フラチナリズム」。「八王子ロマン地下」(八王子市子安町4)での流しの活動のほか、地元のケーブルテレビ局「J:COM八王子」(旭町)の地域情報番組「デイリーニュース」で、メンバーが市内の店を訪れて紹介する「フラチナリズムの元気です!はちおうじ」を担当するなど、さまざまな活動を行っている。

 ライブは8月30日に開催。開演は18時から。チケットはプレーガイドや通販などで販売しており、料金はシングルチケット=2,000円、「あなたのチケット」「あなたの友達のチケット」「あなたの友達の友達のチケット」の3枚つづりが1セットとなっているオリジナルチケット=5,000円。

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