2021-22年シーズンもB3リーグで戦う東京八王子ビートレインズ。同チーム広報の協力の下、ホームゲームの開催に合わせ、試合の見どころや選手について紹介していく。今回は、その第27弾。
10月2日・3日に静岡市中央体育館(静岡市葵区)で行われた今シーズン開幕節となるベルテックス静岡戦を連敗で終え、黒星スタートとなったビートレインズ。
今月8日・9日にはホーム開幕節となる山口ペイトリオッツ戦がエスフォルタアリーナ八王子(八王子市狭間町)で開催される。今節の見どころを、チームを率いるTHTマネジメント(子安町3)広報の加藤さんと共に伝える。
第2節の見どころ 八王子ビートレインズ広報・加藤友里
−今シーズンは静岡でのアウェー戦から始まりました。立ち上がりはいかがでしょう?
加藤 結果としては2連敗という形で終わってしまいました。1試合目の課題を修正し、2試合目に反映することができ、2試合目の前半はとても勢いのあるゲーム運びだったと感じています。ただ、勝負どころであと一歩及ばず悔しい結果となりました。厳しい時間を乗り越える強さをチームで意識し、試合を重ねていきたいと思います。
−2015-16シーズンを率いた早水将希さんがヘッドコーチとして復帰するなど今シーズンに向け新たなチームの体制を作ってきましたが、今のチームの注目ポイントは?
加藤 チームの体制としては、早水ヘッドコーチが指揮を執り、上田キャプテン、大城副キャプテン、新号副キャプテンの3人がチームをまとめます。早水ヘッドコーチは、チームの強さはもちろん文化も大事にしている指導者です。勝つことはプロチームとしてもちろん、愛され応援されるチームづくりに向かってここまで進んできています。プレーだけでなく、チームの雰囲気やコミュニケーションにも、ぜひご注目ください。
−ホーム開幕戦は今シーズンからリーグに参入した山口が相手です。どのような試合になりそうでしょうか?
加藤 山口は天皇杯では横浜エクセレンス、昨節でも2試合目に豊田合成を相手に勝利を挙げており、勝つイメージ・流れを作ってきているチームです。新規参入チームではありますが、油断せず一層気を引き締め臨みたいと思います。外国籍選手のインサイドに負けることなく、ディフェンスからテンポや流れを作っていきたいです。
−開幕節にはタレントのはなわさんらもゲストとして登場するそうですね。見どころは?
加藤 両日共スーパーアルプスの冠試合となっており、今回も大抽選会を実施します。お菓子の詰め合わせや飲み物セット、お買い物商品券などの景品を用意しましたので、ぜひ、お越しください。ゲストは、8日にニューロティカのATSUSHIさん、9日にお笑いタレントのはなわさんをお迎えします。ホームゲームで使っている「我らトレインズ」「八王子のうた」はお二人が手掛けた楽曲です。お二人のパフォーマンスによって、ホーム開幕をより一層盛り上げていきたいと思います。
−市民やブースターの皆さんに向け、メッセージをお願いします。
加藤 今月より新たなシーズンが幕を開けました。ファンや地域の皆さま、スポンサー企業のおかげで、こうして開幕を無事に迎えることができています。いつも応援ありがとうございます。オフシーズンの間、選手やチームスタッフはシーズン開幕へ向けて一丸となって練習・コミュニケーションを重ねてきました。応援していただいている皆さんへ心躍るプレー・ゲームをお見せします。2021-22シーズンも応援、どうぞよろしくお願いいたします。
−ありがとうございました。
写真提供:© TOKYO HACHIOJI BEETRAINS
【東京八王子ビートレインズ】
2012年春にバスケットボールを通じて八王子のまちおこしを目指そうと「東京八王子トレインズ」として結成。2015年には当時の国内リーグ「日本バスケットボール育成リーグ(NBDL)」に加盟。2016年秋からスタートした男子プロバスケットボールリーグ「Bリーグ」では、「ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボール(JPBL)」が手掛けるB3リーグに参入した。2017年シーズンは同リーグを優勝で終え、B2・B3リーグ入れ替え戦にも勝利。2018年シーズンからは「東京八王子ビートレインズ」と名を変え、B2リーグに参戦していたが、昇格からわずか1年でB3に降格。2019・2020年シーズンに続き、2021年シーズンもB3リーグで戦う。