高尾山などで現在、富士山の真上に太陽が沈む「ダイヤモンド富士」の姿が見頃を迎えている。
日の出や日没時に富士山の山頂部と太陽が重なる「ダイヤモンド富士」。年2回、富士山と太陽の角度の合ったタイミングだけ見ることができる。富士山の東側に位置する東京では日没時のみ観察が可能。富士山頂に向かって太陽が沈む形になる。
高尾山では、毎年冬至の時期に観察することができる。「ダイヤモンド富士」の見頃に合わせて観光客も増えることを受け、ケーブルカーやエコーリフトを運行している高尾登山電鉄(高尾町)は今月20日~25日、ケーブルカーの運転時間を18時まで延長して対応。見頃は16時~16時30分ごろだという。
「足元が暗いため懐中電灯を持参してほしい」と同社担当者。「雨天時は通常運転になるので注意してほしい」とも。