多摩市内の各所で現在、市制40周年記念の「ご当地キティ」をデザインしたオリジナルクリアファイルが販売されている。
多摩市は1971(昭和46)年11月1日に市へと移行。今年で40周年を迎えたことを受け、多摩地域を題材とした「CMコンテスト」など「市制施行40周年記念事業」を進めている。
サンリオピューロランド(多摩市落合)が立地することから、「ハローキティにあえる街」を掲げてさまざまな展開を進めている同市。サンリオキャラクターでラッピングしたミニバスや「ハローキティ」をデザインした住民票の発行などを行っており、「市民の皆さんの中でも『ハローキティにあえる街』は広まってきている」と市民経済部経済観光課の渡辺さん。
今回は市制40周年を受け、「多摩市のおみやげ作りの一環」として企画。「ご当地キティ」は市の鳥・ヤマバトに扮(ふん)したデザインで、クリアファイルはその初の商品化となる。市内の複合文化施設・パルテノン多摩(落合)をバックにハローキティが立つ姿には市の花であるヤマザクラも添え、「明るいデザインとして、小さなお子さまから大人の方まで活用していただけるようにと考えた」と渡辺さん。
今後の商品化などの展開については未定だが、渡辺さんは「クリアファイルの販売も好調とのことなので、そうした結果も踏まえて検討していきたい」と意気込む。
クリアファイルは多摩市役所内の売店のほか、長野県富士見町との共同アンテナショップ「Ponte」(永山)、パルテノン多摩などで販売。価格は368円。販売数は3000枚。