サンリオピューロランド(多摩市落合)で現在、全国からB級グルメを集めた「日本B級グルメピューロランド杯」の決勝戦が行行われている。
開業20周年を記念して、2010年12月に始めた同イベント。「珍しくておいしいもの」を全国から集め、1年かけてご当地グルメ20品の中から「最強のB級グルメ」を選ぶもので、これまで5期に分けてイベントを展開した。この一年を振り返り、「企画、レストラン側はさまざまな料理に触れることができ、B級グルメの奥深い世界を感じることができた」と同園担当者。「ご当地出身のお客さまは愛着があるのか、それ目当ての方もいらっしゃった」とも。
インターネット投票と実際の販売数を基に毎期ごとに1位を決定。カツの下にキャベツを敷いた第2弾の「信州駒ヶ根風ソースかつ丼」(750円)、第3弾の「富士宮やきそば」(800円)、第4弾の「神戸長田そばめし エビ棒カツつき」(800円)、長崎名物の角煮とカレーを合わせた第5弾の「長崎風角煮カレー」(880円)のそれぞれが決勝戦に駒を進めた。「ポイントの高い順に4品が残ったが、カツ丼、焼きそば、カレーと、全体を眺めると定番メニューが上位を占めた」という。
決勝戦も、これまで同様にインターネット投票と実際の販売数を基に展開。「チャンピオン」に選ばれたメニューについては、レギュラーメニューへの昇格なども検討する。「皆さんにたくさん愛された中でのチャンピオンなので、もっともっと多くの皆さんに食べていただきたい」。今春にはご当地グルメをテーマにしたイベントも始める予定。
会場は同園4階「フードマシン」。2月29日まで。