新年迎え八王子各所で初詣-恒例「七福神めぐり」もスタート

観光客でにぎわう2013年元日の高尾山

観光客でにぎわう2013年元日の高尾山

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 2013年の幕開けを受け、高尾山薬王院(八王子市高尾町)をはじめとする八王子市内の各所で初詣が始まった。

「迎光号」のヘッドマークを付けたケーブルカー

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 山頂で初日の出を見ようと、その時間帯に合わせてケーブルカーが60分待ちになるほど多くの人が訪れる高尾山。正月三が日も多くの観光客でにぎわい、「片道1人として計算して、元日だけで約3万8000人がケーブルカーやリフトを利用する」と高尾登山電鉄(高尾町)の担当者。今年も大みそかから元日にかけてはケーブルカーの終夜運転を行ったほか、2日も始発を通常より3時間早めて5時に、3日も6時に繰り上げ。混雑時は運転間隔を通常の15分から7分にするなどして対応する。高尾山薬王院では初詣で初めて訪れる人に向けて、山門をくぐるところから始まる1時間ほどの参拝コースをホームページで紹介しており、予習を促している。

 元日~10日は、市内の寺院で「八王子七福神めぐり」も開催。八王子の「八」と末広がりの「八」にちなんで、8つの寺を巡り御朱印を集める。色紙の中央に描かれる宝船は毎年色が変わり、7年分ためると金色の色紙をもらうことができることから新春の恒例イベントとなっている。

 参加するのは、「萌え寺」として有名になり、良縁をかなえる新護弁財天を祭る了法寺(日吉町)のほか、開運と勝利の神である毘沙門天(びしゃもんてん)の本立寺(上野町)、商売繁盛の神・恵比寿天を祭る成田山伝法院(南新町)、不老長寿の神・寿老尊を祭る宗格院(千人町)、福を招く福禄寿(ふくろくじゅ)の金剛院(上野町)、家庭円満の神・布袋尊を祭る信松院(台町3)、健康増進の神・走大黒天を祭る善龍寺(元本郷町1)、吉祥天を祭る吉祥院(長房町)の各寺。色紙は各寺院で扱っており、1枚300円。御朱印料は1回200円。受付時間は各日9時~17時。

 市内最古の神社として知られる子安神社(明神町4)では、元日0時から毎年恒例の「招運初夢みくじ」を開始。空くじなしで食事券や海外旅行などの景品が当たる。くじは1回500円で、限定3000本。7日には出初め式を行うなど、さまざまな催しも予定する。

 このほか、広域八王子圏内では日野市内で元日~7日に「日野七福神巡り」を開催。関東三大不動尊の一つとして知られ、三が日には20万人以上の参拝者が訪れるという弁財天を祭る高幡不動尊(日野市)のほか、恵比寿天を祭る真照寺(落川)、福禄寿を祭る石田寺(石田1)、毘沙門天を祭る安養寺(万願寺4)、寿老尊を祭る延命寺(川辺堀之内)、大黒天を祭る善生寺(東豊田2)、布袋尊を祭る宗印寺(平山6)の各寺を巡る。色紙は1枚300円。御朱印料は各寺300円。受付時間は各日9時~16時。

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