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「京王れーるランド」今秋に新施設へ-引退車両の展示スペースも

今秋に生まれ変わる「京王れーるランド」のイメージ図

今秋に生まれ変わる「京王れーるランド」のイメージ図

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 鉄道をテーマとしたアミューズメント施設「京王れーるランド」(日野市程久保3)が2013年秋、引退車両の展示施設などを設けた新施設に機能を移転、オープンする。

現在の「京王れーるランド」

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 京王電鉄の鉄道事業をPRする目的で2000年に開業した同施設。京王動物園線・多摩動物公園駅に隣接し、鉄道模型のジオラマやプラレール、運転台からの風景を見ることができるビデオコーナー、オリジナルグッズの販売コーナーなどを設ける。

 新施設の整備は同社の電車・ 路線バスの開業から今年で100周年を迎えることを受け、記念事業として実施。建て替えではなく、現在の施設から見て駅を挟んだ反対側に新たに建設することから、同社では「リニューアル」ではなく、「開業」をうたう。「これまで皆さまに育てていただいた『京王れーるランド』の名称を継承しながらも、本格的な運転シミュレーターや往年の名車の展示場などを備えた全く新しい施設が開業する」と同社。

 新しい「京王れーるランド」では、引退車両5両を展示する屋外施設を整備。展示場の外周にはミニ電車も走らせる。「どの車両を展示するかはこれから決めていく」と担当者。新築される2階建ての屋内施設では、運転シミュレーター以外にも車掌業務の体験コーナーなどを展開。現在の施設でNゲージで展開しているジオラマはHOゲージへとスケールアップさせるほか、バス車両の展示も行うなど、さまざまな見どころも設ける。

 営業を続けたまま新施設の建設を行う。新施設での営業時間などについては、あらためて発表する方針。

 同社ではこのほかにも100周年記念事業として、旧社名である「京王帝都」の文字や社紋などを復刻させたバスの運行を今月から開始。京王線にまつわるエピソードの募集や高尾山での植樹、記念冊子の発行なども行う。

 現在の「京王れーるランド」の営業時間は9時30分~17時30分。入場無料。

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