八王子のご当地キャラクター「たき坊」が3月20日から始まった「ご当地キャラ総選挙2013」に参戦、投票を呼び掛けている。
同イベントは日本百貨店協会が主催。「日本を元気に」をテーマに全国のご当地キャラクターやローカルヒーローの中から「トップ・オブ・ご当地キャラ」を選ぶもので、同日予備選挙を開始。5月上旬から地区予選、7月上旬から決勝投票を行い、8月上旬に決勝大会を行う予定。
昨年の「ゆるキャラグランプリ」では、2万ポイント以上の得票を集めて都内3位、全国でも865体中58位と健闘した「たき坊」。今回の参戦について、「八王子の話題と活性化になれるよう挑戦してみようと思った」とキャラクターに携わる「八王子のゆるキャラを作ろう会」代表で少林寺(八王子市滝山町)副住職の大石さん。「地域ブロックの予選会から決勝まで残ると、半年近い長い選挙戦となる。初めて開催されるわくわく感もある」とも。
昨年1月には「そごう八王子店」が閉店し、市内には同会に加盟する大型百貨店がなくなってしまった八王子。選挙期間中は百貨店での遊説やPR、投票への呼び掛けが勝利の行方をになう。「八王子だけでなく、地域外でもゆるキャラ集合イベントなどで、たき坊の魅力を広く知ってもらえるようPRできれば」と大石さん。
決勝に進むためには、東京、神奈川、埼玉、茨城、栃木、群馬、千葉、新潟、山梨、長野、静岡の1都10県で構成される「関東エリア」の上位6キャラに入り、地区代表になる必要がある。大石さんは、「難関ではあるが、やってみなければ何も分からない」とした上で、「たき坊が八王子のキャラクターとして名を挙げることは、ひいては八王子の力となる。応援してくれる方々の力を信じているし、これをきっかけに八王子へお越しいただき、楽しんでもらえるような機会となれば」と意気込む。
投票は「ご当地キャラ総選挙2013」ホームページで受け付ける。予備選挙は4月21日まで。