ベネッセコーポレーション東京本部(多摩市落合)で5月19日、教育向けプログラミング環境「Scratch(スクラッチ)」のイベント「Scratch Day 2013 in Tokyo」が行われる。
昨年行われた「Scratch Day 2012 in Tokyo」の様子
「Scratch」は米・マサチューセッツ工科大学(MIT)の「MITメディアラボ」が開発したプログラミング環境。構文などを意識することなく視覚的にプログラムを構築することができるため教育機関などで使われている。「Scratch Day」は、MITの呼び掛けで2009年から世界各地で開催されているイベントで、今年は5月14日現在、世界41カ国、148イベントを展開。「Scratch Day in Tokyo」としては今回で3回目を迎える。
当日は、アイデアや作品などを紹介するライトニングトークやセミナーなど、さまざまな催しを展開。昨年と比べて、「2~3倍のボリューム感があると思う」と運営に携わるOtOMOの倉本さん。小・中学生向けに実施するワークショップは既に全ての講座で定員に達しており、「子ども向けのプログラミング学習ということに対する関心の高さなど確実な手応えを感じている」と話す。
会場では子どもたちによる作品の展示のほか、青山学院大学、千葉工業大学、産業能率大学などもブースを出展。今月9日にリリースされたばかりの「Scratch 2.0」を受けてハッカソンも開催予定。「会場にお越しいただければ、何かしら満足いただけるはず」と倉本さん。
開催時間は10時~18時。無料。