八王子駅で7月26日、8月2日から始まる多摩地区最大の山車まつり「八王子まつり」の開催を前にプレイベントが行われた。
同駅主催の観光PRイベントとして行われた今回の催し。「八王子まつり」の実行委員会や市民団体、八王子商工会議所、八王子観光協会などが協働し実現したもので、今年初めて行われた。
当日は同駅「みどりの窓口」前を会場にイベントを展開。「八王子まつり」の様子を映像で紹介したほか、JR東日本八王子支社(八王子市旭町)が展開する山梨のキャンペーンキャラクター「モモずきん」や今秋開催の「スポーツ祭東京2013」の公式キャラクター「ゆりーと」らも登場し会場を盛り上げた。このほか、ヨーヨー釣りなどができる縁日ブースも用意され、多くの子どもたちが楽しんだ。
今年は「八王子まつり」のちょうちんを改札口につるすなど早くから盛り上げてきた同駅。今回のイベントについて、「初めての試みということで、いろいろなところに協力をお願いし、『八王子まつり』に向けて、イベントを用意してきた」と同駅の阿井さん。2時間と短いイベントだったが、「多くのお客さまに集まっていただいた」と笑顔で振り返った。
「八王子まつり」は8月2日から3日間開催。期間中、甲州街道をメーン会場に上地区・下地区それぞれに分かれ、山車同士が向かい合って一騎打ちする「ぶっつけ」やみこし、民謡流しやパレードなどさまざまなイベントが行われる。