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八王子の日本茶・中国茶カフェが「大崎コミケ割」に参加-「薄い本セット」など

「大崎コミケ割」に参加する「升階茶寮」の山本さん

「大崎コミケ割」に参加する「升階茶寮」の山本さん

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 8月10日から東京ビッグサイト(江東区)で始まる同人誌即売会「コミックマーケット」に合わせ、八王子駅南口近くの日本茶や中国茶を扱うカフェ「升階茶寮」(八王子市寺町、TEL. 042-626-2470)が現在、期間限定のサービス「大崎コミケ割」を行っている。

イベントの開催に合わせ、一問一答付きのチラシを用意

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 「日本茶インストラクター」の資格を持つ山本哲也さんが2009年4月に開いた同店。マンション2階の1室を改装した店で、日本茶と中国茶にこだわったさまざまなメニューを提供している。今回は同イベントに合わせ、自家製梅ジュース「熱い3日間を乗り切るためのスタミナドリンク」(400円)や茶と菓子を合わせた「薄い本セット」(500円)などのメニューを期間限定で展開。10日には「ボーイズラブ」と言葉が似ているということから、特別に「BL(T)サンド」(700円)も提供する。

 「大崎コミケ割」はコミケ会場への乗換駅である大崎駅を盛り上げようと、大崎駅西口商店会のマスコットキャラクター・大崎一番太郎が発案し、昨夏から行われているもの。八王子のご当地キャラクター「たき坊」のスタッフの一人でもある山本さんは大崎一番太郎とも面識があり、「多少なりとも恩返しができればと思っていた」という。これまでは大崎駅周辺の店が対象という縛りがあったが、今回はこの制限が緩和されたことを受け、「恩返しと半分はネタで参加することにした」と山本さん。

 もともとメニューの中に、「名状し難きもの」「黄金の蜂蜜梅酒」などライトノベルやアニメの作品をほうふつとさせる言葉を折り込んだものを用意するなどしていた同店。「店を始める前は10年以上、コミケにサークル参加していたほどのオタクだった」という山本さん。今回のイベントについては、「おとなしめの喫茶店なのでイメージに合うかどうかは悩んだ」としながらも、「店のブログやツイッターでは割とはっちゃけたイメージでやっているので」と説明する。「この時期、誰でも暑さでバテ気味かと思うので、コミケ参加者以外の方にもぜひ」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は14時~24時。月曜、第2・第4日曜定休。今月10日まで。

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