日本列島は8月12日も全国各地で朝から気温が上昇。八王子も最高気温が35度を超え、4日連続の猛暑日となった。
今月9日以降、気温が高い状況が続いている日本列島。「太陽の街」と呼ばれることもある八王子でも、9日に35.8度を記録したのを皮切りに、10日は37.3度まで上昇。11日にはさらに上がって13時23分に37.7度を観測し、38度に迫る勢いとなった。12日も再び厳しい暑さに見舞われ、14時46分に35.5度を観測し、4日連続の猛暑日となった。
八王子経済新聞編集部のツイッターでは、市内アメダスが観測した気温を逐次紹介。ツイートの度に温度が上がることを受け、「八王子暑すぎる」「予報と違う」「たぎる」などさまざまなコメントが寄せられたほか、37度を超えた時には「体温計で測ったみたい」「何がしたいんだ」といったコメントも見受けられた。
富士森公園陸上競技場(八王子市台町)では、炎天下の中でもランニングなど練習を続けるスポーツマンが多く、中には上半身裸で走る人の姿も。グラウンドのスプリンクラーは始終稼働しており、暑さを物語っている。
国立環境研究所の熱中症患者速報によると、八王子市内では5月1日~8月4日の熱中症による患者数は男性67人、女性41人と東京都下の市町村では最も人数が多く、十分な警戒が必要だ。気象庁では今後も暑さが続くとして、異常天候早期警戒情報のほか、連日高温注意情報を発表し注意を呼び掛けている。