今年のゆるキャラの人気投票を行う「ゆるキャラグランプリ」の結果が11月24日、埼玉県羽生市で行われた「ゆるキャラさみっと in 羽生」で発表され、八王子のご当地キャラクター「たき坊」が全国103位と健闘した。
八王子からは昨年、都内3位(全国58位)の記録を残した、ご当地キャラクター「たき坊」のほか、八王子商工会議所のオリジナルキャラクター「松姫マッピー」、高尾山の公認キャラクター「ムッちゃん」の3体がエントリーした同イベント。投票期間が進むにつれて、地元の飲食店などを巻き込んで「たき坊応援フェア」が開催されるなど、市内でも投票活動が盛り上げられてきた。
今年は昨年の865体を大きく上回る、全国から1580体のゆるキャラが参戦。都内だけでも68のキャラクターが人気を競った。「たき坊」は、企業キャラクターなどを合わせた総合ランキングで1580体中103位と健闘。ご当地キャラだけで見れば全国99位となった。
昨年より多い2万5000ポイントを超える票を集めたことを受け、「たき坊」は「応援してくれたみんなから、本当にうれしいプレゼントだったポン♪ありがとポン!」(原文ママ)とコメントし喜びをあらわにした。
初参加となった「松姫マッピー」は約1万7500ポイントを集めて、149位と善戦。同じく初参加だった「ムッちゃん」は約5000ポイントを集めて362位となった。
イベントを主催する同実行委員会によると、9月17日から2カ月にわたる期間中に集まった投票総数は、昨年の2倍以上となる約1500万票。今年のグランプリには、120万を超えるポイントを獲得した栃木県佐野市のキャラクター「さのまる」が選ばれた。