関東1都6県のサークルKサンクス(中央区)で11月4日から、八王子のご当地グルメ「八王子ナポリタン」をモチーフにした新商品「玉ねぎとほうれん草のナポリタン」が期間限定で販売する。
刻み玉ネギと八王子産の食材を合わせて使う「八王子ナポリタン」。ご当地グルメ化に向けて、プロジェクトの企画・運営を進める「八王子ナポリタンクラブ はちナポ」も結成し、市内の飲食店などが趣向を凝らしたメニューを展開している。
今回は同会が監修し商品化。「八王子ナポリタン」の活動を支援しているカゴメ産のケチャップをベースに、ダイストマト、カツオと昆布から取っただしを合わせるなど工夫を凝らしたほか、八王子産のほうれん草とともに50グラムのタマネギをトッピングする。
「7月くらいから開発の方と何度も意見交換をしながらすり合わせてきた」と同会会長のマンマミーア中島さん。「なるべく低価格で、かつクオリティーを確保したいと、けんけんごうごう一生懸命取り組んだ」とも。都内をはじめ約1450店舗で販売されることとなっており、「関東全域の方々に認知していただけるチャンスなのでどきどき」とも。価格は450円。
11月11日には、ナポリタンをパンで挟み、その上にタマネギとベーコン、八王子産のほうれん草やマッシュポテトを盛りつけ、ブラックペッパーをかけた第2弾商品「玉ねぎとほうれん草のナポリタンロール」(198円)の販売も始める。「総菜の開発を進めていく中で、これならパンに挟んでも良い商品になるんじゃないかと急きょ商品化が決定した」と中島さん。八王子市周辺の約320店舗で取り扱う予定。
販売は12月1日まで。期間中は八王子を拠点に音楽活動を行っているバンド「フラチナリズム」が手掛けるオリジナル楽曲「ナポリタンゴ」の店内放送も行われるという。