東京造形大学(八王子市宇津貫町)は12月22日、寺の住職による説法や座禅体験を行う「坐禅セッション in 東京造形大学」を開催する。
イベントは、同大学デザイン学科サステナブルプロジェクト専攻領域が主催。同専攻は2003年に新しく設置されたもので、必要以上に人や自然環境に負担をかけない社会をデザインの面から提案することを目的としている。
当日は、正現寺(山口県山口市)の副住職で、自宅アパートを改装した「月読寺」(世田谷区)やウェブサイト「家出空間」を運営する小池龍照さんを講師に招き、法話や座禅指導などを行う。同大学の学生に加え、一般の参加も受け付ける。
イベント担当者は「たまたま造形大卒業生が、小池住職の月読寺での坐禅セッションに参加し、これはぜひ今時の迷いの多い学生に体験してほしいと思ったのが発端」だという。「ぜひこの機会に、心に『喝』を入れる方法を体験してほしい」と話す。
会場は同大学12号館レクチャールーム。開催時間は13時30分から3時間程度を予定する。座禅で使う座布団は各自で準備する。イベントの参加には事前の予約が必要。