東京サマーランド(あきる野市上代継)とタカラトミーアーツ(葛飾区)のコラボから生まれたウオータースライダー型流しそうめんマシン「ビッグストリームそうめんスライダー」が6月2日、発売された。
2013年に発売された「超ヒエヒエ北極流しそうめん」以来、流しそうめんをモチーフにした商品を開発しているタカラトミーアーツ。第3弾となる今回は「玩具の枠を超えて本格感を持たせたい」という開発側の思いを基にサマーランドとのコラボを実現させた。
ウオータースライダーを模した高低差56センチ、全長3.6メートルの卓上流しそうめんマシンで、プールからくみ上げた水をくみ上げただけでなく、「ザブーンバケツ」と名付けたバケツにも一定量をため、流すことで勢いのある水流を実現。水路にはわずかな高低差をつけたり、くねらせることでウオータースライダー独特の動きを再現しており、特に、3段目の「曲線水路」には実際のウオータースライダーにも設置されている「飛び出し防止ガード」をつけるなど細かなところまでこだわった。
開発にあたってはサマーランドのウオータースライダー設計スタッフが監修した。タカラトミーアーツの広報担当者は「当社のほうがこだわりを強く持っていたかも。より本物に近づけるために『そこまで無理しなくても』というところもあったと聞いている」と話す。
オンラインストア「タカラトミーモール」では、発売前に予約完売となるなど出だしは好調。今後、購入者へのサマーランドの招待券の進呈やサマーランドのウオータースライダー「DEKSLA(デカスラ)」利用客を対象に同商品を進呈する共同キャンペーンも行うことにしており、「この夏はどちらのスライダーからも目が離せない」と呼び掛ける。
「食品を扱う商品ということもあり、対象年齢は15歳以上とさせていただいているが親子で遊んでいただく分には問題ない。夏に一緒に楽しんでいただければ」とも。
サイズは幅=75センチ、高さ=58センチ、奥行き=33センチ、重さは2.26キロ。希望小売価格は6,980円。