ハロウィーンイベント「はちおうじハロウィン」の企画説明会が8月18日、西武信用金庫八王子支店(八王子市八日町)で行われ、10月30日に初開催されることが明らかになった。
昨年まで八王子駅北口で親子連れをターゲットに行われてきた「はちおうじハッピーハロウィン」と、八王子駅南口周辺の子安町地区で行われてきたハロウィーンイベント「Honey's Garden(ハニーズ・ガーデン)」を統合し、中心市街地全体で行う今回の催し。
これまで行われてきた両イベントの集客数は合わせて約1万1000人。今回はさらに八王子北口の駅ビル「CELEO(セレオ)八王子 」や八王子駅前のショッピングセンター「八王子東急スクエア」、京王線・京王八王子駅の上に位置する「京王八王子ショッピングセンター」の大型商業施設も参加し、京王八王子駅から八幡町までの約2キロにわたって展開する「西東京最大級のハロウィーンイベント」を目指して開催する。
これまで「はちおうじハッピーハロウィン」で行われてきた、参加店で菓子をもらいながら街を巡る催しに加え、スタンプラリーやワークショップなどさまざまな企画を予定。中心市街地の150店の参加を目指し、今回、参加希望店向けに企画説明会を実施。会場は早々に満席となるなど関心の高さがうかがえた。
イベントの実行委員長で地元の商店有志による団体「あきんど倶楽部」の会長も務める、梅干し専門店「うめ八」(八王子市本町)の小磯道夫社長は「今年でハロウィーンの企画は5年目。南口と北口でバラバラにやっていたものを一緒にやろうということになった。中心市街地の大型商業施設とも一緒にやることになったので、漏れ聞こえる話では、ハロウィーンのイベントとしては東京の西側ではこれが最大になるのでは」と説明。
「八王子の中心市街地を主体として盛り上げていこうと思った時に、大型商業施設は核として存在感があるので、今回、一緒に歩調を合わせられたのは力強い」としたうえで、「八王子はイベントが好きで、結構みんな仲良くやっている。今年は街を盛り立てていくために、ちょっと大きく商店の皆さんに声を掛けさせていただき八王子らしいものにしたい」と意気込む。