オリンパスホール八王子(八王子市子安町4)で1月9日、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックの旗を各地で披露する「東京2020オリンピック・パラリンピックフラッグツアー」の歓迎セレモニーが行われた。
都内の市区町村と東日本大震災で被災した岩手県・宮城県・福島県の東北3県を順番に巡っている同ツアー。昨年10月の小笠原村を皮切りに、6月まで62の市区町村を巡るもので、2組用意されているフラッグには八王子のシルク生地が使われている。
今回はフラッグが八王子市役所本庁舎1階市民ロビーで展示されることを受け、同日に行われた成人式のアトラクションの一環として、セレモニーが行われた。
今年10月に市政100周年を迎えることを受け結成された「八王子100年応援団」のメンバーでもあるスポーツコメンテーター・タレントの田中雅美さんをアンバサダーに迎え、オリンピック旗は石森孝志八王子市長、パラリンピック旗は福安徹八王子市議会議長にそれぞれ手渡された。
「若い皆さんの前でフラッグを受け取れたことをうれしく思う。次なる東京オリンピックでも多くの八王子ゆかりの選手が活躍されることを期待したい」とフラッグを受け取った石森市長。
新成人を前にあいさつに立った田中さんは「八王子から世界へ。多くの方々が活躍する場として羽ばたいていかれることを期待している」とした上で、「この中から1人でも2020年の東京オリンピック・パラリンピックに参加してくれれば」と呼び掛けた。
展示は今月13日まで。