映画館「ニュー八王子シネマ」(八王子市横山町、TEL 042-622-0116)で1月29日、八王子の魅力を30秒の映像で表現する「八王子学生CMコンテスト」の上映会と授賞式が行われる。
広域八王子圏の25の大学などが加盟する大学コンソーシアム八王子(旭町)が主催する同コンテスト。市制100周年プレ事業の一環として、昨年11月から街の魅力を紹介する30秒CMを学生から募集していた。
個人や団体などから30作品の応募があった。石森孝志八王子市長や多摩信用金庫の石垣圭一専務理事、電通統括クリエーティブディレクターの岡野敏之さん、多摩美術大学出身で昨年、東京都が18歳選挙権の啓発のために制作したアニメーション「TOHYO都」を手掛けたことでも知られるAC部の安達亨さん、板倉俊介さんの5人を審査員として迎え、最優秀賞などを選ぶ。受賞作品は市制100周年のPRコンテンツとして放映される予定。
学生が八王子の多様な魅力を知るとともに、地域に愛着を持つきっかけとなることが目的。会場となる「ニュー八王子シネマ」は老朽化に伴うビルの建て替えを受け、今月末に70年の歴史に幕を下ろすことが決まっており、今回の催しがラストイベントとなる。大学コンソーシアム八王子の担当者は「学生ならではの自由な発想で、話題性のある作品の数々に期待してほしい」と呼び掛ける。
開催時間は14時~16時。定員は先着218人。入場無料。