西八王子駅北口近くの丸神ビル2階にある「AKITEN BASE CAMP」(八王子市千人町2)で2月12日、八王子を軸に街について考えるトークイベント「エリアムーブメント ~八王子をめぐる3人の物語~」が行われる。
デザインを通じて地域の活性化を進めるため中央線沿線に住むクリエーターがつながり、さまざまな活動を行う「中央線デザインネットワーク」が主催。NPO法人「AKITEN」代表で八王子市議会議員でもある及川賢一さん、奥田染工場(中野上町)の奥田博伸社長、東京造形大学の非常勤講師も務めるアーティスト・高須賀活良さんの3人を迎えて、地域が抱える現状や課題、展望などを考えていく。
4年ほど前から開催されている「エリアムーブメント」。昨年11月には国立市で「地域と人」をテーマに開催するなど中央線沿線の各所でイベントを展開。今回は2017年初のイベントとして、八王子に焦点を当てた。
「今後のものづくりはどうやっていけばいいのか、クリエーターとどうつながっていけばいいのか、八王子をどう活性化していくのかという話になっていくと思う。八王子はポテンシャルがあると思うので、地域を盛り上げるための戦略を考える一つのきっかけにしていただきたい」と中央線デザインネットワークの小松伸一さん。「八王子でやられていることを、ほかのエリアでも応用する何かのヒントになれば」とも。
開催時間は18時~20時。参加費は1,000円。メールによる事前申し込みが必要で、定員は先着30人。