JR東日本は3月28日、2020年にも中央線快速電車に導入するとしていたグリーン車サービスについて導入を延期すると発表した。
2015年2月に発表されたグリーン車サービスの導入。2020年のサービス開始を目指して計画を立ち上げ。E233系通勤形電車で運行する東京~大月間を走る全ての列車と、青梅線の立川~青梅間を走る電車のうち、中央線快速電車と直通運転を行っているものについてグリーン車を導入するとしていた。
今回の延期について「バリアフリーなどの他施策との工程調整および、関係箇所との協議調整に想定以上の時間を要することが判明した」と同社。工事計画の一部見直しが必要になることから、サービス開始時期を数年程度延期することにしたという。
同日、同八王子支社でも「青梅駅新設ホームの完成時期の延期について」と題した発表を実施。青梅駅では、2019年秋の完成を目指して、グリーン車導入に伴う工事とともにホーム新設工事を進めていたが、今回の計画見直しを受けホームの完成時期を延期。こちらも数年程度ずれ込むという。
グリーン車サービスの導入時期については、設計完了後に改めて発表する方針。