京王電鉄が4月27日、2018年春から運行を開始する同社初の有料座席指定列車の愛称投票を始めた。
夜間帰宅時間帯に運行する同列車。新宿発京王八王子行き、新宿発橋本行きのそれぞれの運行を予定しており、料金などについては未定。
運行開始に合わせて新型車両「5000系」も導入。座席指定列車時は、2人掛け席が並ぶ「クロスシート」で運用し、通常時は窓と平行に座席が並ぶ「ロングシート」へと転換するもので、車いすやベビーカーのスペースも設置するほか、クロスシート、ロングシートのどの状態でも見やすいよう車内案内表示器はドア上に加えて天井にも設置する。
新型車両には空気清浄機や無料公衆無線LAN、電源コンセントなども搭載。「2018年春からの座席指定列車として運行開始に先立ち、2017年9月からロングシートで通常列車として営業運転を開始する」と同社広報担当者。
今回、座敷指定列車の愛称を決める投票を実施。「京王ライナー」「京王スマートライナー」「京王プライムライナー」「Luxpress(ラクスプレス)」「WESTAR(ウェスター)」の5つの候補の中から1人1回限りで投票を受け付ける。最も投票数が多かったものを愛称にすることにしており、決定は2018年1月を予定する。
投票した人には、京王プラザホテル(新宿区)「プレミアムグラン」のペア宿泊券などの景品を用意するほか、9月17日に行う予定の「5000系」の試乗会にも応募できる。
投票は同社ホームページで受け付ける。締め切りは5月19日17時。