国道16号・八日町南交差点近くに4月16日、ボードゲームカフェ「ぶれん」(八王子市南町)がオープンした。
自作したという棚には常時250タイトルのボードゲームを取りそろえる
市内のシェアハウスで2015年から活動してきた「八王子ボードゲームクラブ」が、参加者が増えたことから開いた同店。もともとスナックだった空間を改装し、テーブル8卓、最大約30人が遊ぶことができる場所を作った。
世界から集めた約250タイトルを取りそろえるボードゲームのうち、半分は店長の屋良朝哉さんが集めたものだという。「都心ではボードゲームを遊べるカフェもあると思うが、多摩地区だとここが初めてかもしれない」。オレンジジュースやリンゴジュース、コーラなどソフトドリンク(各250円)を用意し、今後は酒も提供する予定。自家製のキーマカレーをはじめフードメニューも強化していく方針という。
客層は30~40代が中心で、中には1人で来店する人も。有志が作ったオリジナルゲームの委託販売も行うなどボードゲームの普及も進める。「もともと家でやっていたものなので、アットホームな雰囲気が売り。ボードゲームで遊ぶ人口を増やしていきたい。ほかのところがやっていないような大会も開いていきたい。ゲームも500、600とあったら楽しいと思うので、棚が埋まるくらいそろえたい」と意気込む。
営業時間は12時~24時。料金は2時間=500円、1日=1000円。