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八王子にアジア料理店「PePe」 6月からは週末限定で夜営業も

スツールにアンティーク家具を使うなど雰囲気づくりにもこだわった店内

スツールにアンティーク家具を使うなど雰囲気づくりにもこだわった店内

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 八王子駅近くのみずき通りにベトナム料理をはじめとしたアジア料理を提供する「PePe(ぺぺ)」(八王子市本町、TEL 042-646-7076)がオープンして1カ月がたった。オープン日は4月19日。

人気があるという「海南鶏飯」

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 カウンター席8席の同店。「アジア諸国料理」を掲げ、鶏肉のフォー(ミニサイズ=500円、レギュラー=800円)や自家製豚パテとハムのバインミー(550円)などのベトナム料理のほか、シンガポール式のチキンライス「海南鶏飯(ハイナンジーファン)」(900円)、エビのココナッツカレー(850円)などを展開。

 八王子に牧場を持つ磯沼ミルクファーム(小比企町)のミルクを使った「磯沼牧場のソフトクリーム」(380円)、ベトナムプリン(350円)などのスイーツも提供。これらのうち、フォー以外はテークアウトに対応する。このほか、台湾産や中国産の茶葉を使ったウーロン茶を各種取りそろえるなどドリンクメニューにもこだわる。

 7年ほど移動販売を行いながら、西八王子の飲食店で店長を務めていたという店主の戸谷友香理さんが開いた同店。「ケータリングという形で頼まれることも多かったので、メニューのバリエーションもあった。(移動販売のときは)ベトナム屋台ということでやっていたが、ここではアジア全域に広げたいので、アジア諸国料理ということにした。アジア料理を食べたことがない人もお越しいただければ」と戸谷さん。

 「新しい店だが前からここがあったようにしたい」という思いから店内にはアンティーク家具を使うなど工夫。店の一角では雑貨や古道具も扱うなど、さまざまなアイデアを盛り込む。現在は30~40代の女性を中心に移動販売時代の客も訪れるなど好調だという。

 6月からは金曜・土曜のみ営業時間を22時まで延長。「夜だからこそのメニューも出したいし、揚げ春巻きや水ギョーザなど、お酒に合うものも用意したい」。ドリンクメニューもカクテルを追加するなど充実させるという。今後はイベントも開いていく方針で、「本の朗読会を夕暮れから行ったら、お酒も進むのでは。面白いことができたら」と意気込む。

 営業時間は11時~16時。日曜・月曜・祝日定休。

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