工学院大学八王子キャンパス(八王子市中野町)などで8月26日・27日、科学をテーマとしたイベント「わくわくサイエンス祭 科学教室」が行われる。
キャンパスと隣接する同大付属中学・高校(中野町)も会場に、ものづくりや実験を通じて科学の有用性や実用性を伝える同イベントは今年で24回目。「多摩地区最大級の科学イベント」として知られ、昨年は約7400人が来場した。
企画・運営、当日の子どもたちへの指導に学生が携わるのが特徴。紙すきやオリジナル石けん作り、赤外線電子ペン、立体万華鏡など工作を楽しむコーナーなどに加え、同大「ソーラーチーム」のソーラーカーも展示するなど小学生から高校生まで幅広く楽しめる企画を80本用意した。
2015年12月に八王子市と結んだ包括連携協定を生かし、同大が取り組む「八王子学」や八王子の変遷・歴史を紹介する展示コーナーも展開。「八王子学サロン」と題したコーナーでは、市制100周年に合わせて、100年前の教科書や辞書、石器の標本、発掘ノート、昭和時代の理科実験器具などを紹介するほか、「寝苦しい夜にぐっすり眠れる」という「八王子茶」の試飲も行う。
同大広報担当者は「夏休み最後の週末に新たな発見・体験・感動・喜び・達成感が得られる、多彩なテーマを用意して皆さまの来場をお待ちしている」と話す。
開催時間は10時~16時。雨天決行。