富士森公園(八王子市台町)で9月14日、今月16日に開幕する「全国都市緑化はちおうじフェア」の内覧会が行われた。
ダイワハウススタジアム八王子には「スタジアムアートガーデン」が登場
市制100周年記念のメイン事業として「みどりの丘の花絵巻はちおうじ2017」を愛称に行われる同イベント。1983(昭和58)年から行われている「全国都市緑化フェア」を八王子で開催するもので、メイン会場となる富士森公園に加え、八王子駅近くの西放射線通り商店街(ユーロード)や八王子市夕やけ小やけふれあいの里(上恩方町)など市内6カ所にサテライト会場も設ける。
今回はメイン会場となる同園の内覧会を実施。公園内にあるダイワハウススタジアム八王子(台町)には、コスモスでイチョウの形を表した「スタジアムアートガーデン」が作られたほか、富士森陸上競技場(台町)には、100メートル走路を活用して作った大花壇「八王子100周年アーカイブガーデン」などが作られた。
陸上競技場内には、八王子織物の懸垂(けんすい)幕を使ってフェアのコンセプトやサテライト会場などを紹介する「八王子ガーデン」と多摩地域を紹介する「多摩ガーデン」をまとめた「はちむすびガーデン」、ガーデンデザイナーの指導の下、市民協働で制作した「八王子千人同心花壇」、店舗併設型のガーデン「ガーデンレストラン・マルシェ」も展開。
八王子市内にキャンパスを持つ工学院大学・東京造形大学・首都大学東京・多摩美術大学・日本工学院八王子専門学校の学生が、それぞれ思い思いの作品を仕上げた「はちおうじ学生ガーデン MachiNiwa」、全国で都市緑化を進める自治体が共同で作った「循環の庭」なども見ることができる。
公園内の通路では、造園や園芸を手掛ける企業が腕を競う「庭園出展コンテスト」の作品を展示する「ロードサイドガーデン」「アウトドアリビングガーデン」が設けられており、国土交通大臣賞を受賞した秋山造園(日野市平山6)の「一息ついて」をはじめとした35作品を展示する。
期間中、「八王子フードフェスティバル」やNHK「趣味の園芸」の公開収録を兼ねた「NHK『趣味の園芸』フェア in はちおうじ」など、さまざまな催しも予定。
会期は今月16日~10月15日。開催時間は9時30分~17時。入場無料。