八王子市内をはじめとした郵便局で10月23日、市内の風景や名所などを題材にしたオリジナルフレーム切手「八王子市市制100周年記念」が発売される。
1000シート限定で販売されるオリジナルフレーム切手「八王子市市制100周年記念」
フレーム切手は自分の写真を使ってオリジナルの切手を作ることができるサービス。今回は82円切手10枚を1シートに収め八王子市内の全郵便局と東京中央局、日本橋南局、西新橋局の64局限定で販売される。発行・販売は日本郵便東京支社(港区)。
1917(大正6)年に行われた市制施行祭や市制50周年市民祭といったイベントの写真に加え、今月、市が選定した「八王子景観100選」を基に甲州街道のイチョウ並木、八王子城跡、高尾山ケーブルカー、片倉城址公園の花しょうぶ、南大沢駅前、八王子車人形、消防団出初め式の様子が切手になった。今秋、高月地区の田園に作られた田んぼアートも題材となっている。台紙には八王子まつりの様子を据えた。
今月20日には八王子市役所で、日本郵便東京支社の山崎勝代支社長から石森孝志八王子市長に完成した切手を手渡す贈呈式が行われた。
今回の切手について石森市長は「100周年をできるだけ多くの方に感じ取っていただきたい。八王子の特徴を捉え、主だったところが切手になっているのかなと思う。これまでの歴史や現在の魅力が切手になっているので、数は限られているが多くの方に行き渡れば」と話す。
価格は1シート1,300円。販売数は1000シート。