西東京バス(八王子市明神町3)が12月8日から、高尾駅の終電後に同駅から八王子駅に向かう「寝過ごし救済バス」を12月の期日限定で運行する。
今年で4年目になる同バス。高尾駅北口~八王子駅北口間を結ぶもので、高尾駅北口を1時5分に出発し、高尾街道、陣馬街道を経由して八王子駅北口に1時32分に到着する。
高尾駅の終電である0時31分発武蔵小金井行きの後に運行することで、「電車の中でついうっかり寝過ごしてしまった方へ、宿泊施設や翌朝まで時間を過ごすことができる店舗が多い八王子駅付近までお戻りいただけるというサービス」と同社。昨年は3日間で75人が利用したという。
通常は20時台が終バスである高尾駅南口~京王八王子駅を結ぶ「元八03」系統のルートを活用する。忘年会シーズンが一段落する22日まで金曜限定で運行する。
同社担当者は「『あってよかった』と思っていただいているよう。寝過ごさないのが一番ではあるが、もし寝過ごしてしまった際にはご利用いただければ」と話す。
運転日は12月8日・15日・22日の各日。運賃は880円。