広域八王子圏で1月22日、発達した低気圧の影響で雪が降り、八王子駅前のペデストリアンデッキ「マルベリーブリッジ」では、テレビ局のスタッフが取材を始める姿が見られた。
前線を伴った低気圧の影響で西日本から東北にかけての幅広い地域で雪が降っている。八王子市は19日に「降雪に関する情報」、21日には「明日からの降雪に関する情報」を発表。降雪が夕方の通勤・通学の時間帯と重なると予想されることから、積雪や路面の凍結への注意を喚起し対策を呼び掛けていた。
八王子駅周辺では22日午前中から雪が降り出した。「マルベリーブリッジ」にはテレビ局のスタッフが撮影に駆け付け取材を始める姿が見られた。駅前には各局の中継車が止められている姿も見ることができた。ツイッターでは「テレビつけたんだけど天候悪いと絶対八王子出る」「テレビで渋谷と八王子の様子見てほんとに同じ東京なのかって思う」「ワイドショーで雪の中継をするときはなんで決まって八王子なんだろう」(それぞれ原文ママ)などと話題になった。
気象庁は同日14時、「大雪に関する東京都気象情報」を発表。東京地方は22日夜遅くにかけて雪が降り、大雪となるとして、23日18時までの24時間に予想される降雪量を、いずれも多いところで多摩西部=20センチ、多摩北部・南部=15センチ、東京23区=10センチとして注意を呼び掛けている。