OPA(千葉市美浜区)は4月6日、八王子駅南口の再開発地区で工事が進められている「住・商一体開発プロジェクト」の商業施設棟に今秋、「(仮称)八王子オーパ」を開業すると発表した。
同プロジェクトはJR貨物(渋谷区)と住友不動産(新宿区)が手掛けるもの。JR貨物が八王子駅前に所有する土地を活用し、高層マンションと飲食店などの店舗が入る商業複合施設を造るもので、住宅棟「シティタワー八王子フレシア」と合わせて今秋の完成を見込む。
商業施設棟については「(仮称)八王子駅南口商業施設」として建設が進められており、敷地面積約6000平方メートルの中に地上6階建て、延べ床面積約1万100平方メートルの施設が作られる予定。「八王子オーパ」は1階~6階までの全フロアを使用し、総賃貸面積は約6200平方メートル。
「八王子をウェルネスシティに 『Urban Wellness.』」をコンセプトに据え、1階・2階にフードエリア、3階・4階にウェルネスとアクティブをテーマとしたショップを展開。5階・6階にはビューティーサロンやフィットネススタジオなどを設けるという。出店数は約40店。
同社はイオンモール(千葉市美浜区)の100%子会社で、東京では聖蹟桜ヶ丘や新百合ヶ丘に「オーパ」を展開する。八王子への出店について、同社は「東京都の23区を除く市町村の中で第1位の人口約58万人を擁する東京都の中核都市であり、当社が推進する新・都市型ショッピングセンターの出店戦略に合致する立地」と説明する。
開業日や施設の詳細については、決定次第発表するという。